チョコレートの裏面を見ると、必ずといっていいほど表示されている乳化剤。
この乳化剤不使用のチョコレートをスーパーやコンビニで探してみても、なかなか見つけることが出来ません。
むしろ、売っていないといってもいいくらいです。
乳化剤不使用のチョコレートはオーガニックチョコレートとして売っていることが多く、値段も高く外国産の物が多いです。
そんな、乳化剤不使用のチョコレートを市販で売っている所を探してみました。
市販品では売っていましたが、種類が少ない!
そこで、市販・ネットでオススメの乳化剤不使用のチョコレートを紹介させて頂きます。
また、乳化剤は体に悪いものなのか?こちらもこの記事でお伝えしているので、参考にしてくださいね。
乳化剤とは何か?どんな目的で使うのか?
市販で売っている、乳化剤不使用のチョコレートをお伝えするまえに、『乳化剤とは何なのか?』これについてお伝えします。
チョコレート、アイス、ケーキなどに使われている乳化剤。
この乳化剤を使う目的は水と油など混ざらない物を混ぜる役割をしています。
そんな乳化剤は体に悪にどんな影響を与えるのか気になる所ですよね。
乳化剤は何からできているのか?
乳化剤には、『合成から出来たもの』と『天然から出来たもの』があります。
ひまわりやトマトなど天然で食品として抽出した乳化剤であれば、そこまで毒性は強くなく、合成より危険性はないようです。
よくチョコレートの表示で見かけるレシチンも天然のものです。
合成の乳化剤は体にどんな影響を与えるのか?
乳化剤は天然と合成があって、この合成の方が体にどんな影響を与えるのか?
合成の乳化剤では、ラットの実験でガンや下痢、カルシウム・鉄分の吸収が悪くなる。
など見られています。
この結果から、ラットと人では体の大きさが違うものの安全な物と捉える人はいないと思います。
また、裏面の表示では乳化剤とだけ記載され何の乳化剤が入っているかわからない商品が多いのも確かです。
まとめると、乳化剤は添加物であることは確かですが、選ぶのであれば天然の乳化剤を選ぶようにするようにしましょう。
本来のチョコレートとは?
本来のチョコの原料を知っていますか?
とてもシンプルな原料なんですよ!
●砂糖
●粉乳
●ココアバター
たった、これだけで出来ます。
しかし、チョコレートの表示を見ると、 乳化剤 、香料などの添加物、ココアバター代用品の植物油脂が入っているものが多く売られています。
ベルギーなどの外国では、植物油脂が少しでも入っていればチョコレートと表示できない国もあります。
日本ではそれに対しての規定がありません 。
カカオ豆由来の成分の配合割合でチョコレートまたは準チョコレートと表示されているのが現状です。
それでは、市販で売っている乳化剤不使用のチョコレートです!
乳化剤不使用チョコレート!市販で売っている所は?
スーパーやコンビニで乳化剤なしのチョコレートを探すのは至難の技。
探しまわりましたが、売っていません。
唯一、私の身近でネット意外で購入出来た所はカルディでした。
リンツチョコレート
スイスのチョコレートブランド リンツです。
種類としては、リンドール(キャンデイのような包み入ったチョコ)なども有名ですが、エクセレンス(板チョコ)も売っていました。
高カカオチョコの70%と99%です。
カカオ99%ってすごいですよね…。
今まで見たことがありません。
口溶けよく、カカオの苦みから甘味といった感じで味が変化します。
高カカオですが、食べやすいチョコレートでした。
原材料名:カカオマス、ココアパウダー、ココアバター、砂糖
内容量:100グラム
価格:691円(税込)
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアパウダー/香料(一部に乳成分を含む)
内容量:100グラム
価格:616円(税込)
カルディオリジナルのチョコレート
カルディオリジナルのチョコレートが売っていました。
タンザニアとエクアドルのカカオを使ったチョコレート。
こちらも高カカオチョコになります。
カカオ75%、76%です。
口溶けはよく、甘味もありますが最後にココアの香り苦味が残る感じでした。
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター/香料(一部に乳成分・大豆を含む)
内容量:85グラム
価格:430円(税込)
原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター/香料(一部に乳成分・大豆を含む)
内容量:85グラム
価格:430円(税込)
ネット通販でオススメのチョコ4選
乳化剤だけでなく他の添加物も入っていない、ココアバター代用品の植物油脂も使っていない。
そんな、 チョコレートをお探しであれば やはりネットで購入するしかありません。
少し高価ではありますが オーガニックチョコレートであり、健康に期待できるチョコレートであることは間違いないと思います。
それでは、 ネットで売っているおすすめのチョコレート4選です。
1.People Treeチョコレート
People Tree有機チョコレートです。
包みを開けるとチョコレート特有の良い香りがします。
高カカオチョコの75%を食べてみましたが、口溶けはよくほろ苦い甘さでした。
食べやすい味です。
原材料名:有機カカオマス、有機粗糖、有機ココアバター/バニラ香料(一部に乳成分を含む)
内容量:50グラム
価格:378円(税込)
2.【地球食/第3世界ショップ】フェアトレードミニチョコレート
地球食/第3世界ショップのチョコレートです。
今回はエスプレッソ味を食べてみました。
チョコレートなのに、エスプレッソの香りも強く、深みのある味でした。
カカオ55%なので、甘味もそこそこ強めでおやつ感覚で食べれちゃいます。
原材料名:カカオマス、粗糖、ココアバター、黒糖、コーヒー粉、バニラ(一部に乳成分を含む)
内容量:40グラム
価格:378円(税込)
3.Chocolat Stellaオーガニックチョコレート
Chocolat Stellaのオーガニックチョコレートです。
今回はカカオ80%を食べてみました。
高カカオだけあって、カカオの良い香りがします。
口溶けもよく、ほろ苦くて甘味も感じ美味しく食べれます。
原材料名:有機カカオマス、有機砂糖、有機ココアバター、バニラ香料(一部に卵・乳成分・小麦・そばを含む)
内容量:50グラム
価格:410円(税込)
4.vivaviオーガニックチョコレート
vivaviのオーガニックチョコレートです。
砂糖ではなくココナッツシュガーを使っているので甘さも控え目です。
カカオ92%となると、甘味よりもカカオの味がものすごく強く香りも良い。
最初はカカオの苦味から甘味が後から追いかけてくる感じでした。
原材料名:有機カカオマス、有機ココアバター、有機ココナッツシュガー(一部に乳成分を含む)
内容量:80グラム
価格:626円(税込)
カカオは健康効果が期待できる食材です!
そんな、チョコレートの原料であるカカオについて書いた記事があるので、そちらも合わせて読んで下さいね。
※カカオバターは体に悪い?健康が期待出来るチョコレートとは!?
最後に
チョコレートで乳化剤なし。
となると、私の身近のスーパー、コンビニでは売っていませんでした。
唯一売っていた所はカルディです。
また、乳化剤なしになるとオーガニックチョコレートが多く値段も高くなります。
毎回こういったチョコレートが買えない!というのであれば、乳化剤でも天然から作られたものを選ぶ良いですね。
チョコレートで表示されているレシチンなどが天然から作られた乳化剤です。
しかし、現在の裏面表示(一括表示)には乳化剤とだけかかれていて、合成なのか天然なのかわからない表示もたくさんあります。
裏面を見て気を付けて購入するようにしてください。
参考書籍: